昨日、ジョギングが終わって一人で映画へ。

『ソーシャルネットワーク』

ストーリーは様々なメディアで紹介されているので割愛するとして、IT系企業の"起業"するときのスピード感やクレイジーさがよく描写してあった。スピードが命の業界で、あのクレイジーさはよく理解できる。自分も数年前に(SNSではないが)その業界のある企業を垣間見たことがあったら、どこかで同じ匂いがする。
考えながら、走りながら、手をつけながら、そして捨てるべき時は躊躇なく捨てる、というドライなビジネスの進め方は日本ではかなり難しいだろうな。自分が実現したいことを純粋な想いが高まるほど"尖って"しまうが、国内では方々から叩かれてしまい途中で萎えてしまう人が多いかもしれない。

成功者への妬みも日本には根強く存在する。
運を掴んで金持ちになるなんて、多いに結構じゃないか。
やる者とやらない者との差。運も実力のうち。内向きにエネルギーを使って叩くよりも、その努力を賞賛して更に大きく海外進出など成長の手伝いを周囲がやるべきだと思う。が、その内向きなエネルギーは長年培われた特徴の一つかもしれない。

なんてことを見終わって考えていた。


平日の代休が故に一人で鑑賞。一人で映画なんて何十年ぶりだろうか。
テーマ・舞台が仕事と無縁ではないので、何となく『観ておいた方がいいかな』。でもけっして義務感ではなく、派手なアクションや爆破シーンの映画よりもこういう人間関係をシンプルな舞台にのせて描いてあるのは昔から好き。

次は『ウォールストリート』を観に行きたい。
映画はやっぱり劇場で観るに限る。