昨日もツール観戦。テレビの中のランスは元気がなかった。
アンディのマイヨジョーヌ姿をみてテンションが上がったが、元気のないランスの姿は痛々しく見るに堪えなかった。
自分はどちらかというと、いつも"アンチ"だ。圧倒的に強いものは好きではない。
しかしランスは違った。本や過去の映像を通して見聞きしたランスは圧倒的な強さだったが、強さ以上の優しさを感じた。
自転車に乗り始めた頃は既にランスは引退していたが、自転車にのめり込む切っ掛けの一つはランスだった。ランスのトレーニング本、ランスがツールを走っているDVD、ランスの自叙伝。TREKのロードバイクを2台持っているが、いずれのフレームにも(ツール7連覇の証である)"Lance SEVEN"のマークがついていて、これがお気に入りであり、自慢でもある。自分のMadoneは(年式では4年前の表記だが実質は5年前の)06年モデルだが、正直、新しいMadoneには殆ど興味がない。このホリゾンタルフレーム、ランスと共にツールを走ったヒンカピーが駆ったこの形状のフレーム"が"好きだ。
そんなランスが今回のツールでは不運に見舞われている。
パヴェでパンクし取り残され、数多くの落車に巻き込まれ、自身の単独落車もある。
第8ステージが終わって『明らかに僕のツールは終わった』と宣言した。
総合争いができるポジションでは無くなったが、それでもランスが好きだ。
果敢に挑戦し、不運に見舞われてもやり切る姿を応援したい。
ランスが走っている姿を毎日見られるだけで勇気づけられる。
ツールが終わったら二度とレースで走る姿を見ることができないかもしれない。
そう思うと今走っている姿をしっかりと見届けたい。
パリのゴールまで頑張って欲しい。
以下にランスのコメントを転載しておく(CYCLINGTIME.com©より)。
アンディのマイヨジョーヌ姿をみてテンションが上がったが、元気のないランスの姿は痛々しく見るに堪えなかった。
自分はどちらかというと、いつも"アンチ"だ。圧倒的に強いものは好きではない。
しかしランスは違った。本や過去の映像を通して見聞きしたランスは圧倒的な強さだったが、強さ以上の優しさを感じた。
自転車に乗り始めた頃は既にランスは引退していたが、自転車にのめり込む切っ掛けの一つはランスだった。ランスのトレーニング本、ランスがツールを走っているDVD、ランスの自叙伝。TREKのロードバイクを2台持っているが、いずれのフレームにも(ツール7連覇の証である)"Lance SEVEN"のマークがついていて、これがお気に入りであり、自慢でもある。自分のMadoneは(年式では4年前の表記だが実質は5年前の)06年モデルだが、正直、新しいMadoneには殆ど興味がない。このホリゾンタルフレーム、ランスと共にツールを走ったヒンカピーが駆ったこの形状のフレーム"が"好きだ。
そんなランスが今回のツールでは不運に見舞われている。
パヴェでパンクし取り残され、数多くの落車に巻き込まれ、自身の単独落車もある。
第8ステージが終わって『明らかに僕のツールは終わった』と宣言した。
総合争いができるポジションでは無くなったが、それでもランスが好きだ。
果敢に挑戦し、不運に見舞われてもやり切る姿を応援したい。
ランスが走っている姿を毎日見られるだけで勇気づけられる。
ツールが終わったら二度とレースで走る姿を見ることができないかもしれない。
そう思うと今走っている姿をしっかりと見届けたい。
パリのゴールまで頑張って欲しい。
以下にランスのコメントを転載しておく(CYCLINGTIME.com©より)。
「ラ・ラマズ峠の手前のロータリーでペダルをはめたら、フロントタイヤが滑っていった。次に気づいたときは、時速60〜65kmで僕は地面を転がっていた。集団に復帰するのは本当にきつい。体もきついからね。ラ・ラマズの登り口まで僕たちは戻れず、僕はくぎ付けになった」
「まあ、タイミングが悪いときに、運も悪かったんだ。できることがなかっただけだよ。考える時間が1、2時間あったから、僕にとって信じられないようなことではない。自分の時間を受け入れようとしたし、ファンに感謝しようとした。そして、今年は僕の年にはならないことを理解しようとした。(過去の総合優勝の)フラッシュバックはまったくなかったけど、ただこの1日に失望したんだ。落車の前は調子がよかったけど、運が悪かっただけなんだ」
「60km/hで地面を転がっていると、今までと同じように調子が上がってこないのは明らかだね。ラ・ラマズ峠の手前の本当に最悪のタイミングで起こったんだよ。僕たちが集団後方に復帰したとたん、すぐに彼らはスピードを上げ始めた。僕は少しリズムを見つけて、集団に留まったけど、先頭集団と一緒にラ・ラマズを越えたとしも、アヴォリアズで苦しくなるのはわかっていた」
「(ツールをリタイアするかとの質問に)ノー!さっき言ったように、その前は調子がよかったし、今日より前はコンディションがいいことを証明していた。ただ落車から回復できなかったんだ。これは長いレースだ。明らかに僕のツールは終わったけど、レースに残って、ステージ優勝を挙げるため、チームを助けるため、ここでの僕の時間を受け入れ、ここにはもう戻ってこないことを受け入れるために頑張ることはできる。僕に涙はないよ。長年ここで過ごしてきたし、いろいろなことがあるんだ。だから、今日のことをくよくよ考えることはない」
「(ひとつの時代の終わりかとの質問に)違うね。その時代は遠い昔に終わったんだと思う」
「まあ、タイミングが悪いときに、運も悪かったんだ。できることがなかっただけだよ。考える時間が1、2時間あったから、僕にとって信じられないようなことではない。自分の時間を受け入れようとしたし、ファンに感謝しようとした。そして、今年は僕の年にはならないことを理解しようとした。(過去の総合優勝の)フラッシュバックはまったくなかったけど、ただこの1日に失望したんだ。落車の前は調子がよかったけど、運が悪かっただけなんだ」
「60km/hで地面を転がっていると、今までと同じように調子が上がってこないのは明らかだね。ラ・ラマズ峠の手前の本当に最悪のタイミングで起こったんだよ。僕たちが集団後方に復帰したとたん、すぐに彼らはスピードを上げ始めた。僕は少しリズムを見つけて、集団に留まったけど、先頭集団と一緒にラ・ラマズを越えたとしも、アヴォリアズで苦しくなるのはわかっていた」
「(ツールをリタイアするかとの質問に)ノー!さっき言ったように、その前は調子がよかったし、今日より前はコンディションがいいことを証明していた。ただ落車から回復できなかったんだ。これは長いレースだ。明らかに僕のツールは終わったけど、レースに残って、ステージ優勝を挙げるため、チームを助けるため、ここでの僕の時間を受け入れ、ここにはもう戻ってこないことを受け入れるために頑張ることはできる。僕に涙はないよ。長年ここで過ごしてきたし、いろいろなことがあるんだ。だから、今日のことをくよくよ考えることはない」
「(ひとつの時代の終わりかとの質問に)違うね。その時代は遠い昔に終わったんだと思う」
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