新しいモバイル系デジタルガジェットの発表が続く。
各社のスマートフォンやAppleのiPad、そしてiPhone4などなど。
Windows Mobile、Android、iPhoneなど、スマートフォンの機種も増える一方。
仕事柄、会社のデモ機としてほぼ全ての機器を触るのだが、AppleのUIのできばえは群を抜いている。画面の切替、配色、タッチ感、縦横の切替など、最もスムーズ。単にソフトウェアのできばえだけでこれらを実現できるわけではなく、ハードウェアも含めた全体を1社で設計しているAppleならではなのだろう。従来のような分業体制(パーツの社外から購入してくる)ではここまでの完成度は無理だろう。

さすがにまだiPhone4のデモ機は無いので、昨日、店頭でじっくりと触ってみた。
店員さんが『iPhone4は持っているだけで"デキルビジネスマン"にみえますよ』と。すごいトークでアプローチをしてきた。デジタルツールの販売員ではなく、百貨店でブランド品を販売している店員さんのようだ。
全体の質感に拘った創りは持つ者をうならせる(個人的には持った感じはiPhone3GSの方が好きかな)。UIのスムーズさも更に向上している。

しかし自分の利用シーンに当てはめてみると、やはり合わない。
直接、仕事と関係する情報へのアクセス、仕事以外(日経やtwitterなど)で閲覧する情報へのアクセス、ナビや決済、電子マネーの利用などを総合すると今の組合せで十分、ということになる。道具として考えた場合、PDAはWindows Mobileが合致していて、情報へのアクセスということを考えると携帯電話とノートPCで十分ということになる。可処分時間は限られるので、必要最低限なサイトへのアクセスしかできない。スマートフォンでじっくりネットサーフィンをしたりアプリを楽しんだり、という時間がない。

さて今日は東京出張。
天気が悪いが、気合いをいれていこう。