今日のトップニュースはSIMロック解除関連。
現状のSIMカードと携帯電話本体が紐付いた状態から、携帯電話本体を選べる環境へ。好きな端末があれば契約情報が入ったSIMカードはそのままに、端末だけを購入して差し替えて使う、という形。端末もインフラもソフトもオープン化。変化はチャンス。永続的な仕組みなんてあり得ないから、納得して先を走るしかない。

今回の制度変更が改善か改悪かいろんな意見があるけども、環境の変化はいつも予期無くやってくるもの。変化があるから楽しいともいえる。情報処理業界、通信業界は変化の連続だ。完全成熟ではなくて変化があるから楽しめる側面もある。変化があるからチャンスもある。

よりインフラ勝負になるだろう。しばらくは消耗戦が続くかな。基地局数の勝負ではなく実質通信可能なエリアの勝負。ユーザからみえる、判断しやすい部分ってまずはそこ。

全てが一斉に動くことはないだろうが、選択肢が増えてそれを提供する事業者側は何かと手間がかかる。表面からはみえない負荷が増えるから、こっちも体力勝負になってくる。

選択肢が拡がる反面、仕組みが複雑になることは間違いない。
好感度層・ITリテラシー層は積極的にその仕組みを活用するだろうし、それ以外のマジョリティー層は結局今とあまり変わらない使い方が続くのだろう。

いずれにしても、変化があるからチャンスがある。
守りに入ってしまったら終わりだ。