スペシャライズドのBG Comp Road Shoeを履き始めて膝の違和感がなくなった。
クランクを水平にした状態で両脚とも拇指球よりも心持ち爪先よりにペダルのシャフトが位置するくらいが丁度いいみたい。今までよりも爪先立ち状態でペダルを踏むことができるようになったので、サドルも10mm程度あがった。

脚の長さの左右差をどこで吸収するか。
サイトを検索してみると、同じBGFITでもいろいろある。
左右のクリート位置で修正をする、というフィッターもいれば、シューズのソールにシム(爪先部分のみの上げ底ソール)を入れて調整する、というフィッターもいる。

クリート位置で修正する場合は、サドルの高さは短い方の脚にあわせる。
シム(ソール)で調整する場合は、長い方の脚にサドルの高さをあわせる。

自分は手元にはシムがないので、クリートの位置で調整してみた。
10mm程度長い左脚のクリートは踵寄りにセッティングする。
クリートの後退幅は3mm程度。
この状態で金曜日に島を走ってみた。

3mmは調整幅として広すぎたのだろうか。
踵よりのクリート位置が想像以上に左脚の裏側を引っ張り、走り続けてゆくと踵が落ちてきてしまった。右脚は綺麗な形で踏めているが、左脚は踵あたりを引っ張られた感じの状態に。筋肉が疲れてくると、余計に左脚が突っ張る。
これはクリートのセッティングのせいなのだろうか。
それともそのセッティングで必要な脚の筋肉がついていないからなのだろうか。

左脚の裏側が突っ張ると、何故か長いはずの左脚の方が短く感じてしまう。
また、クリートを踵寄りにし過ぎると、右脚よりも開いてしまう左脚のクセが余計に出てしまう。左脚の爪先が余計に外に向く。

10mm程度の左右差であれば、クリート位置の左右差は1mm程度に抑えた方がいいのだろうか。それとも他に同時に修正をするべき点があるのだろうか。左右差を吸収するためには、クリート位置とシム挿入、そしてサドル高のトータルで調整をしていくのがいいのだろうか。どこか一点だけで調整をすると違和感がひどい。

修正を加えたら、カラダが慣れていないので違和感があるのは仕方ない。
冬場に試行錯誤を続けてみよう。