BG Comp Road Shoeの感触。
土曜日の島ライド、そして日曜日の朝練を振り返ってみる。

今更ながら、だが、シューズって重要な"パーツ"なんだ、と。ほんと"今更"だ。
一番最初に購入したシューズはコスト優先でハーフサイズを諦めて購入した。底上げのソールを入れて使っていたが、元々がワンサイズ以上も大きかったため乗り込んでいくうちにクリートの位置に違和感を感じた。

次のシューズはハーフサイズ有りのモデルだったが、いつも履くシューズ(革靴やスニーカー)のように爪先に余裕があるタイプとサイズを選んだ。履き始めはよかったが(以前のシューズがかなり大きかったので、余計にフィット感があった)、今年に春あたりからやはりクリートの位置があわず、継続して乗り続けていると脚に力が入らない感覚になっていた。それでもできる限りの力で踏んでいたのだが。

こんな前段があってのBG Comp Road Shoe。
履いた瞬間は少しきつめ。ショップの方曰く、それくらいのきつさが普通らしい。
親指や人差し指あたりが靴の先端に軽く触れる感じ。それくらいがいいらしい。
靴の外側に向けて傾斜がついているソール。
クリートにペダルを固定してペダリングをしてみると、いろんなサイトに書いているように、膝が真っ直ぐ上下する。今までは目一杯、Qファクターを狭くして拇指球あたりで脚をねじりながら踏み下ろしていた。サイズがあっていない上に膝をねじりおろすペダリング。これが『フィット＋カントソール(傾斜がついたソール)』でこれまでの違和感が嘘のように自然に脚を上下させることができるようになった。

土曜日と日曜日、長時間ライドをしても全く違和感がなかった。
サイズがあっているが故に拇指球でキチンと踏めている。
サドルの位置も5mm程度あがった(同時にハンドルも3mm上昇)。
シューズのスイートスポットとペダルの軸が合致していたなかったが故に、足の裏側で無理矢理踏みつけるペダリング。踵を上げると足が後ろに位置して力が入らない。故に踵が下がっても仕方なく踏み下ろす。そんな動作を繰り返していたのだろう。
フィットするシューズがこんなに違うなんて。

ソールのカント(傾き)。
これも自分にあっている。
自分が仕事で使っている革靴の踵は外側がすり減る。
こういうクセがある人はスペシャライズドのBG Comp Road Shoeがあっている。
初めてクリートをペダルに固定した時は、これで走れるのか？と思ったけど。

バイク本体のパーツも大切だが、シューズは最も重要なパーツだと実感。
乗り始めて2年半。今更気づくのもアレだが、、、気づいてよかった。

週末のライドが楽しみだ。