昨日のツール・ド・フランス。
最後の山場のMont Ventoux。
首位はほぼ確定として、見所は2位以下の順位。Aシュレックも諦めずにコンタドールに戦いを挑み続けるのだろう、という期待と、ランスはどこまで走れるのか、という点と。実家の用事で帰宅が遅くなったが、何とか山場にさしかかる前から観戦することができた。帰宅する前にスーパーに寄って安いシャンパンとビールを買って帰る。帰宅してツマミながら呑む。気分上々で観戦。Mont Ventouxにさしかかる少し手前だった。
総合上位陣が一つのグループとなり、牽制しながら走る。
サクソバンクのアシストが速度を上げて集団を絞り込む。脚がつきたアシストは役目を終えて後ろへ下がり、そして遂にAシュレックがアタック。そのアタックにコンタドールがピタリとマークして走る。Aシュレックが速度をゆるめて再び集団に合流。これを何度も繰り返す。Aシュレックの度重なるアタック、波状攻撃にびくともしないコンタドール。完全にレースを支配下においたコンタドールの走り。ランスもなんとか遅れずついて行く。遅れ気味のFシュレックとウィギンス。しかし、どの選手とも決定的な遅れはなくMont Ventouxの頂上ゴール。

山岳ステージ、上り区間での総合上位争いは見応えがある。まさに"ガチ"の勝負。
俺が王者だ、というコンタドールの熱い走りと、それに屈することなく挑戦し続けるAシュレック。アルプス山岳ステージ以降はとても見応えがあった。

そう云えば、、、Mont Ventouxの上りで"スモウマン"が走っていたな。
あれは笑えた。日本人が参戦しているからなのか、今まで見たことがなかったコスプレ。悪魔オジサンや鹿のかぶり物をした男性はよく見るが、スモウマンは初めてだった。来年も登場するのかな??(笑)。

ツール・ド・フランスも今日で終わり。
長くて短い23日間だったなあ。
泊まり出張の日を除いて、ほぼ全てのレースを観戦応援。
観戦しながら途中"落者"もあったけど、日本人の活躍シーンや山場となるレースは全て観戦することができた。時代に立ち会った貴重な時間。面白かった。去年よりも少しロードレースの見方がわかったかな。去年のツール・ド・フランスは単騎勝負の個人レースっぽかったけど、今年はチーム vs チーム、そして個人 vs 個人の両方を楽しむことができた。今日で終わってしまうのか、、、残念だけど、やっとしっかり眠れるな(笑)。

ランスが新チームを発表していた。
レディオシャック。
その他のスポンサーはどこだろう。そろそろ日本企業もスポンサーになって欲しいな。ウェア供給でユニクロとか。バイクはTREKかな?コンポはスラムかな?メンバーはどうだろう?監督は?コンタドールはやっぱり別のチームに行くのかな?ヴィノクロフはアスタナで復帰するんだろうな。
来年のツール・ド・フランスは、ランス率いる新チーム、コンタドール、ヴィノクロフの新生(元に戻った)アスタナ、シュレック兄弟とウィギンスなどなど、日本人もフミやユキヤ以外に参戦できる選手はでてくるだろうか?

今から楽しみだ。