昨日、朝からテンションが低かった。
朝から、というよりもクラブの仲間の参加が少ない(同じクラスのエントリーは自分一人、で、走っているときには誰もいない)ということや、自転車に全く乗れていない感がずっと続いているので、DNSにしようか、とも思っていた。一人で会場へ行って、サクッと走って帰るなんて、練習走行みたいでテンションが上がらない。周りには同じジャージ、同じクラブでワイワイやってると、尚更テンションが下がる。自転車に乗れているのであればそれも気にならないのだろうけども、そうではないし。

朝10時の時点で、まだ自宅にいた。
家内が『行くの?どうするの?』と。そんな状態。
結局、家内と2人で行くことに。天気も良かったので家内にとっては『読書』の時間に。山の中で、滅多にできない静かな読書の時間を。自分は『とりあえず走ってきます』と。自転車と空気入れポンプ、その他の備品をクルマに積んで出発。アップ用のローラー台は無し。気合いが入ってないな。会場入りの前にお弁当を買って、プチドライブ&ピクニック気分。

11時過ぎに会場入り。
受付をすませてクルマへ戻る途中、T中さんと出会う。なんだか、ホッと。少しだけテンションアップ。クルマに戻ると、ちょうど横のクルマがM谷さんご一家。おお。食事をしてると、今度は1ヶ月前の空港コースで練習をご一緒したプロ玉のH田さんに会う。少しずつしっくり感が。食事をすませてT中さんと会場をブラブラ。エキスパートクラスの応援をして、エントリーしたノービスクラスの出走準備へ。
ローラー台を持ってきてないので、ウォーミングアップは無し。

13時10分に出走。
スタート時は、前から三列目。悪くないポジションだったにもかかわらず、スタートダッシュで出遅れて中盤あたりで最初の下りに入る。団子状態だったのでスピードにのれずにブレーキを多用。1回、リアが滑り隣の人にボディタッチ。お詫びの会釈をしながら流れにのって走る。
フェンストンネルまでは棒状・団子状態。第1集団の後ろの方で走り、フェンストンネルを抜ける。フェンストンネル抜けの上りで何人かパスするも、思ったようなラインをとれずに結局ポジションは変わらず。
誘導灯下あたりから第1集団が先頭集団と第2集団にばらける。自分は誘導灯下の緩やかな上りからペースについていけずに第2集団の後ろでなんとか走る。
そして三段坂へ。二段目の坂を登り切ったあたりから頭痛が。締め付けるような痛さ。頭が痛い。なんだろう、これ。弱いな〜何やってんだろう、とボーッと思いながら三段目の坂へ。横からドンドン抜かされていく。登り切ったら一人旅状態。
前にみえる集団は、踏んで踏んで速度が上がってゆく。なんとか踏んで第2集団の後ろへつける。そしてホームストレートへ。
2周目。
メーターを見ると、自分のタイムで21分30秒程度。ペースが速い。というより自分が遅い。遅いといっても1周だけみると今年の西チャレ1周よりも速い。西チャレでは22分05秒だったので、なんじゃこりゃ、と思いながら最初の下りへ。第2集団の後ろの方で走るが、コーナーでは複数のサイクリストと団子に。下りのコーナーでいろんなことが頭をよぎる。去年の中国サイクルグランプリや今年春の西チャレではコーナーではガムシャラにさすようなこともやっていたような気がするけど、今回は結構安全走行。1周目のボディタッチの時も不思議と焦らなかったし、体勢を変えずにペダルを回し続けてお詫びの会釈をすることができたのは1ヶ月前のリーダー主催の練習走行会のおかげ。2周目のコーナーも集団が故に速度調整をしながら走行ポジションを変えることができずに走る。フェンストンネルの手前で第2集団から遅れ気味になり、抜けたところの上りで千切れる。誘導灯下では第3集団化したグループができてそれに追いつくも、三段坂の一段目で千切れる。
上り坂に入ると再び頭痛が。血管がはち切れそう。なんだろう、これ。弱いな。
一段目に入ったところで横の人が『さぁ、しっかり上っていこうぜ!』と。一瞬気合いが入ってダンシングしたけど、頭が痛い。一段目でたくさん抜かれて、二段目でもたくさん抜かれて、最後の坂へ。再び一人旅。
下りに入って前に4人ほどみえる。
なんとか一番手前の人に追いついて、後ろにつく。その方が振り返ってローテの合図。2人で回して前方の3人を目指す。用倉大橋を下ったところでは家内が応援してくれているので、歯を食いしばって走ってみる。下ったところで3人に追いつき、なんとか1人をパス。
最後、ホームストレートに入って、もうダメだ、と思ったところでO田さんの声が。
『最後、させるで!!』と。ヨダレが垂れて鼻水がでてヘロヘロな状態、頭も痛いし耳もよく聞こえないのに頭に入ってきた応援の声。最後に下ハン持ってダンシング。ダンシングできるくらいなら三段坂で踏んどけよ!、と自分でツッコミながらゴール。ゴール後、最後にローテをしていただいたサニーサイドの方と挨拶を交わして終了。

63名出走、34位。
実力がよくわかった、このレース。
結果は惨敗だけども次のやる気につながる。
課題山積の結果だけども、今の実力はこんなモノだろう。
以前よりも周囲を感じながらレースを走ることができたのが進歩かな。
体力で負けて、さらに気持ちでも負けたレースが終わった。
惨敗だったのに潔い気分で終了。

さ、次はきらら浜だ。

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