ロードバイクに跨っていて、ここ最近、しっくりこない。
膝に違和感をおぼえたり、左脚の外側に少ししびれを感じたり、腰の据わりが悪くなったり。サドルの高さと前後位置、クリートの位置。しっくり感を求めて修正をしていたら迷路に入ってしまった。
昨夜、『エイ、ヤー!』と旧サドルであるカイマノFXに替えてみたけど、ローラーに乗った瞬間に気持ち悪く感じた。即、元に戻す。ゾンコランの座り心地の良さを再確認。そして思い切ってセオリー通りに各位置を修正してみる。迷ったときは教科書通りにしてみるのが一番なのか。よりどころがないので手持ちの雑誌や書籍を引っ張り出して、自分の体型に似ていたり自分が共感を得た記事を探して、それに合わしてみる。そして試乗。
乗ってみても、1分や2分程度じゃほんとにあっているのかわからない。
10分、20分、汗を流してペダルを回してみる。
なんだか元に戻った感じ。
しっくり感が戻ってきた、感じ。
あくまでも、感じ。実走をしてみないと結論はでない。
ローラーや平地でしっくり心地よく感じるポジションは登坂時には少しサドルが高かったりする。また、長時間乗ってると筋肉が硬くなり縮むので、調整時に乗っている時よりもサドルを下げないといけない時が多い。
自分はカラダに幾つかの不具合があるので、厄介。

昨日もツール・ド・フランスを観る。
ツール・ド・フランスもいよいよ終盤。
ブルグハートの逃げが決まり、自身初のステージ優勝。
ツールの選手のポジションを見ていると、サドルの腰位置がかなり前乗りに見える。ペダリングも膝が内側へ向き、トップチューブに当たるように上下しているように見える。体型の差なんだろうな。日本人はアングロサクソンに比べて骨盤が広いらしい。そして脚が短い。ということは。。。乗っていて快適で、最も効率よく、そして速く走ることができるポジションが欲しい。自転車のような機材系スポーツは、その機材を如何に効率よく使いこなすかがポイントの一つだと思う。鍛えていくと自分自身が少しずつ変わってゆく。それにあわせて自転車のポジションも少しずつ変わるはず。明日また実走してみよう。